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東野圭吾「放課後」「卒業」感想
 三日目の感想。
 最初に書いたように、今月だけで20冊以上を一気に購入して一気に読んでいる訳ですが、これが全部新品で購入してたりします。
 近所の古本屋が気づけば軒並み閉店してたんですよね。やっぱり、最近は古本は流行らないのかな。
 以下、東野圭吾作品「放課後」「卒業」感想。




 放課後は実はこれまで感想を書いてきた加賀恭一郎シリーズではなく、作者東野圭吾のデビュー作品なんだとか。
 何かの作品の解説でこの作品に触れられていて、動機が衝撃的だとか書かれていたような気がします。
 舞台は女子高。命を狙われている気配に晒されている男性教諭の周りで発生する教師殺し、さてその真相は……?
 と言うもの。
 命を狙われていたと思わせておいてそれはカムフラージュでした、と言うのはミステリーの常道ですから、これには意外性はありませんでしたね。
 犯人も、第二の事件には結構ヒントが多いので予想の範囲内と言うところではないでしょうか。
 さて噂の動機。
 ネタバレしてしまうと、「合宿の見回り中の教師二人に、オナニーを目撃された」と言うもの。
 なんとまあ……。
 それで自殺未遂をしたそうですが、その場は思いとどまった模様。しかしその後二人の教師の視線で犯された、等と意味不明の供述をしております。
 一応犯人と言うか共犯者の証言によりますと、教師に「のぞかれた」らしいです。これが下心を含んだ犯罪に属する覗きだったのか、見回りの一環だったのかは不明。
 とにかく、オナニーを見られた、だから殺す、と言うのが動機でした。
 うん、まあ。
 殺人事件なんて、おおかた身勝手なものですよね。犯人側に共感できる動機と言えば、せいぜい復讐くらいのものでしょう。
 ラストシーンも狙われていたのはカムフラージュだった事に安心した主人公が実は本当に狙われていて死にかけているシーンで、そのまま終幕。
 面白かったけど、何だかすっきりしませんでした。

 そして卒業。
 こちらは、加賀恭一郎のシリーズとしては最初の一冊なんだそうな。
 まだ加賀が刑事になる前、大学生の頃のお話。
 前回の感想でちょっと書きましたが、冒頭からして加賀のプロポーズです。
 どっちかと言うと朴訥で朴念仁みたいな印象のあった加賀ですが、わりと惚れっぽくやる事はやってるのかもしれません。
 お話は加賀の友人の自殺から始まります。
 自殺なのか、他殺なのか。それを調査するうちに第二の事件が、と言う感じ。
 本来的には死ぬ必要もなかったような人たちが死んだり殺されたりして、そのきっかけを作った人間は後悔しつつも特にお咎めなしと言う展開は好き嫌いが分かれそう。
 私はすっきりしないのであんまり好みじゃないかなあ。
 また、この作品にはお茶会を舞台にしたあるトリックが仕掛けられています。
 そのトリックを説明する為に、何と図解まであるのですが、複雑すぎて途中で理解を諦めてしまいました。
 まあとにかく犯行が可能だったと理解すればいいか、と言う感じです。
 ここまで読んできて、加賀恭一郎のシリーズは当たり外れが激しいな、と言うのが私の印象。
 新参者や眠りの森は面白く、赤い指や卒業はいまひとつ。
 この印象は結局この後も崩れる事はありませんでした。

テーマ:読書感想文 - ジャンル:小説・文学

日記 | 00:00:54 | Trackback(0) | Comments(0)
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