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Author:くりふじ
禍福はあざなえる縄の如し。
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東野圭吾「白夜行」「鳥人計画」感想
 感想の書きやすい作品もあれば、そうではない作品もあります。
 読書感想文何てものは義務ではありませんし、書きたいものだけを書けばよい、と言うのは正しいと思うのですが、折角これだけ一人の作家の作品を追いかけたのだから、余す事無く感想を書きたいと言う気持ちもある訳でして。
 以下、感想を書きづらい作品の感想。




 白夜行です。
 映画にもなり、ドラマにもなり、東野圭吾の代表作のような扱いを受ける事もあれば、傑作として名高い作品でもあるようです。
 何はともあれ、とにかく長い! 文庫本で購入したのですが、850ページを超える分厚さに先ずは圧倒されてしまいますね。
 物語は、一人の男の一生と、一人の女の半生を、周りの人間の視点でえがいたもの。
 暗い! とにかく暗い!
 最初から最後まで、徹頭徹尾暗い話でした。
 ふたりは、懸命に幸せになろうとはしていますが、その手段があまりにも間違っている。
 間違っていながら、そんな生き方しか出来ない二人。
 そんな二人の悲しさ、空しさを余すことなく描き切った、まさに傑作と言えるのではないでしょうか。
 正直なところを言うと、好みで言えばあんまり好きな方ではありません。
 けれど、読めば何かしらが心に残る、そんな作品ではないかと思います。
 推理小説の枠に入りきらないような気がしますね。
 あんなに長い作品なのに、感想を書こうと思うと進まない。そんな難しいお話でした。

 鳥人計画。
 これも、酷い!
 殺されたスキージャンパーと、容疑者であり犯人のコーチ。
 しかしコーチは殺害を決意し、殺害の準備をして、実行に移したものの、その殺人計画は被害者に見破られ、失敗していたのです。
 ところが、それを知った女が極めて身勝手な理由からジャンパーを殺害。
 コーチの殺人計画は間違いなく実行に移されていましたから、それが成功したものと思われてしまったのです。
 女は自首するようなふりをして身内に脅しをかけて自分の要求を通すと言う、何ともしたたかな悪女っぷりでした。
 コーチもコーチで、殺人計画を実行したのは確かなので、自分が殺したと思っています。警察も同様。
 結局女の犯罪は明かされる事無く、物語は終了してしまうのでした。
 私はこういうモヤモヤした、スカッとしないのは好みではないのだ!
 いや、面白かったかどうかと言う話であれば、この作品は非常に面白かった。トリックの出来はいまひとつでしたが、最後の明かされる女の犯行など、どきどきして読めました。
 でも、好みではない!

テーマ:読書感想文 - ジャンル:小説・文学

日記 | 00:00:23 | Trackback(0) | Comments(0)
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